IPO取扱銘柄数ランキング【2026年】|主幹事件数との違いと2社目の選び方

IPO取扱銘柄数ランキング2026年。緑色のIPOラベル、机に両手を置く会社員とカエル、証券会社の比較画面。
カエルさん

IPOの取扱いが多い証券会社はどこ?
今の口座に、もう1社足すならどう選べばいい?

たけたけ

主要ネット証券4社では、2026年の上場分はSBI証券の32銘柄が最多です。ただし、2社目は件数だけでなく「今の口座と違う銘柄」「抽選前の資金」「抽選方式」で選びましょう。

すでにSBI証券を使い、抽選前の資金移動を減らしたい方は松井証券、1人1抽選権の方式を重視する方はマネックス証券が候補です。口座を持っていない方も、まずは1社で申込の流れを覚え、慣れたら2社目を追加すれば十分です。

この記事では、取扱銘柄数のランキングと主幹事件数の違いを整理し、予算30万円で2社を使う計算例まで示します。取扱数は申込機会の目安であり、当選数や利益のランキングではありません。

  • 2026年の主要ネット証券4社の取扱銘柄数
  • 主幹事件数・ネット抽選への配分との違い
  • 前年の通期実績と、2社目を選ぶ具体的な手順
  • 同時当選しても購入できる資金の計算方法
目次

IPO取扱銘柄数ランキング【2026年】|主要ネット証券4社

IPO取扱銘柄数ランキング【2026年】|主要ネット証券4社

2026年1月1日〜10月15日に上場した国内普通株の取扱実績は、SBI証券32銘柄、松井証券25銘柄、マネックス証券21銘柄、楽天証券18銘柄です。以下は、初心者がネットから申し込みやすい4社の比較です。

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順位証券会社2026年の取扱銘柄数口座選びで見るポイント
1位SBI証券32銘柄取扱いの広さ。抽選までの買付余力も用意する
2位松井証券25銘柄抽選前の事前入金が不要
3位マネックス証券21銘柄抽選対象の顧客は1人1抽選権
4位楽天証券18銘柄既存口座を活用しやすい。抽選前の入金期限を管理

集計範囲:国内普通株の公募・売出しを伴うIPOを、1銘柄につき各社1件として計上しています。BBのある地方市場の銘柄も含めます。同一銘柄の複数市場への上場は重複計上せず、上場予定・中止銘柄、PO、REIT・インフラファンド、ETF、TOKYO PRO Marketなどは含めません。

集計元は各社の公式取扱一覧です。SBI証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券の一覧から同じ範囲で数えています。楽天証券は一覧中の「当社取扱」が○の銘柄だけ、マネックス証券は「新規公開」だけを対象にしました。

SBI証券の公式一覧にはインフラファンドも載っていますが、本表では除いています。証券会社のページに並んだ全銘柄をそのまま数えると、比較する商品の範囲が変わってしまうためです。

取扱数が多いと、何が増える?

増えるのは、購入の抽選へ申し込める銘柄の選択肢です。ただし、すでに持つ口座と取扱いが重なっていれば、2社に増やしても銘柄の種類は増えません。同じIPOを2つの会社から申し込む選択肢が増える、と考えましょう。

今回の集計では、松井証券の25銘柄とマネックス証券の21銘柄は、いずれもSBI証券の取扱実績に含まれます。SBI証券を持つ方がこの2社を追加する主な目的は、取扱銘柄の追加よりも、同じ銘柄への申込先や資金条件の選択肢を増やすことです。

IPO取扱銘柄数と主幹事件数は何が違う?

IPO取扱銘柄数と主幹事件数は何が違う?

取扱銘柄数は「申し込めるIPOの数」、主幹事件数は「幹事団の中心として担当したIPOの数」です。主幹事以外でも引受幹事や委託販売を通じて申し込めるため、両者のランキングは一致しません。

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比較項目数える対象読者が使う場面
取扱銘柄数その証券会社が公募・売出しを取り扱った銘柄年間を通じた申込先の選択肢を比較する
主幹事件数幹事団の中心として担当した案件希望銘柄の主幹事と配分方針を調べる
ネット抽選の対象株数その会社で個人向けネット抽選に回る株数その銘柄で参加する会社を選ぶ材料にする

主幹事は大きな引受数量を持つ場合がありますが、その全量がネット抽選に回るわけではありません。取扱数が多い会社も、すべての銘柄で多くの株を抽選配分するわけではありません。まず希望する銘柄の主幹事を確認し、取扱いがある会社の抽選方式・必要資金を合わせて比べると、申込先を決めやすくなります。

主幹事件数の年別ランキングと役割は、こちらの記事にまとめています。

2025年の年間実績と比べると?

2025年の年間実績と比べると?

2025年の通期実績も、この4社ではSBI証券が最多でした。年間62銘柄、松井証券51銘柄、楽天証券43銘柄、マネックス証券41銘柄です。2026年はまだ途中なので、前年の年間件数と比べて「取扱いが減った」とは判断しません。

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2025年の順位証券会社2025年1〜12月2026年1/1〜10/15
1位SBI証券62銘柄32銘柄
2位松井証券51銘柄25銘柄
3位楽天証券43銘柄18銘柄
4位マネックス証券41銘柄21銘柄

前年分も、SBI証券の2025年欄、松井証券の2025年一覧、楽天証券の2025年一覧、マネックス証券の2025年一覧を同じ商品の範囲で集計しました。

前年は楽天証券がマネックス証券を上回りましたが、今年の途中実績では順序が逆になっています。前年順位だけで2社目を決めず、これから申し込みたい銘柄を扱うかまで見て選びましょう。

2社目はどこを選ぶ?今の口座と不足する条件で決めよう

IPOの2社目の選び方。会社員が片手で証券会社の比較画面を指すイラスト

SBI証券を持ち、抽選前の資金負担を抑えたい方は松井証券を候補にしましょう。今の口座で扱わない銘柄へ申し込みたい方は、その銘柄を扱う会社を追加します。何を増やしたいかを先に決めると、口座数だけが増えるのを防げます。

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今の状況2社目の候補先にすること
SBI証券を持ち、抽選前の資金移動を減らしたい松井証券両社が扱う希望銘柄を1つ選び、同時当選時の購入額を計算
松井証券・マネックス証券を持ち、取扱いの幅を広げたいSBI証券今の口座にない希望銘柄の取扱いと、抽選前の必要資金を確認
SBI証券などを持ち、顧客単位の抽選も使いたいマネックス証券需要申告時に用意する資金を決める
楽天証券をすでに使っているまず既存口座で1銘柄。追加するなら目的に合う1社IPO申込と、公開価格決定日の資金準備を一巡する

資金を抽選前に置きたくないなら松井証券

松井証券は、需要申告・抽選時の事前入金が不要です。当選後に購入する場合は、購入申込期間最終日の15:45までに公開価格×購入株数の資金を用意し、購入申込も済ませます。

同社のIPOルールでは、当選した銘柄の購入手続きを行わないと、その後6か月間はIPO・POの抽選対象から除外されます。前受金が不要でも、当選したら買う意思と予算がある銘柄だけに申し込みましょう。

口座がない方は開設手順へ、すでに開設済みの方はIPO申込手順へ進んでください。

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1人1抽選権の方式を使いたいならマネックス証券

マネックス証券は、IPOの申込者数が配分単位数を上回る場合、申込株数によらず顧客単位で1抽選権です。100株より多く申し込むことを、そのまま当選対策にはできません。公式の抽選方法に沿い、まず買う予定の最低単位から申し込みましょう。

需要申告時に申告に必要な資金を置く点は、松井証券と異なります。申込手順の流れに合わせ、他社の抽選資金と二重に使う前提にしないことが大切です。

取扱いの不足を補うなら銘柄ごとの一覧を見る

取扱数は会社の選び方の入口です。ランキングが下位の会社でも、ほかの会社で申し込めない銘柄を扱っていれば、追加する理由になります。例えば2026年の楽天証券の取扱実績には、システムエグゼ(548A)が含まれています。会社全体の件数を見た後は、銘柄単位でも比べましょう。

口座の組み合わせと管理方法は、複数口座の記事で確認できます。

資金30万円で2社から申し込むには?

資金30万円で2社から申し込むには?

公開価格1,500円・100株のIPOを2社で購入するなら、合計30万円が必要です。口座を2つ持つことと、30万円を2社に同時に置けることは別です。申込時・抽選時・購入時のどこで資金が必要かを会社ごとに記録しましょう。

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仮の購入例必要代金予算30万円での判断
1,500円×100株を1社で購入15万円予算内。他の拘束額も確認する
1,500円×100株を2社で購入30万円予算を全額使う。他の購入は追加しない
2,000円×100株を2社で購入40万円予算超過。最初から両方購入する前提で申し込まない

これは購入代金の計算例です。仮条件と公開価格が変わったら金額を更新し、入出金手数料などが発生する方法を使う場合はその分も別に用意します。

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証券会社資金を用意する主な時点管理すること
SBI証券発行価格決定日18時までに必要な買付余力を確保申込が受け付けられていても、資金不足なら抽選対象外
松井証券当選後、購入申込期間最終日15:45まで入金と購入申込を両方終える
マネックス証券需要申告時申告に必要な額を用意。拘束中の資金を他社へ回さない
楽天証券公開価格決定日18時まで買付可能額と同日抽選の合計必要額を確認

入金時期はSBI証券の入金案内、楽天証券のIPOルールでも確認できます。日付だけでなく、時刻と買付余力に反映されるタイミングまで予定に入れましょう。

たとえばSBI証券へ15万円を用意し、前受金不要の松井証券でも同じ1,500円・100株を申し込むなら、残り15万円を松井証券での購入用に確保します。抽選前に松井証券へ入金しなくてもよいことと、当選後の代金が不要なことを混同しないでください。

IPO取扱銘柄数ランキングのよくある質問

会社員とカエルがIPOの疑問を解消
IPOの取扱銘柄数が多い証券会社はどこですか?

今回比較した主要ネット証券4社では、2026年1月1日〜10月15日の上場分でSBI証券が32銘柄と最多です。松井証券25銘柄、マネックス証券21銘柄、楽天証券18銘柄が続きます。

取扱数が1位なら一番当たりやすいですか?

いいえ。取扱数は申し込める銘柄の広さを示す数字です。1銘柄の当たりやすさは、その会社の抽選配分や応募状況、抽選方式で変わります。まず希望銘柄の取扱いを見て、次に抽選・資金条件を比べましょう。

最初から何社の口座を作ればいいですか?

まず今ある1社で、申込から当選後の購入期限までを一巡しましょう。慣れたら、抽選前の入金が不要な会社や、今の口座で扱わない銘柄を扱う会社を2社目に追加します。

SBI証券を持っていても松井証券を追加する意味はありますか?

あります。同じ銘柄を両社が扱っていれば、それぞれの抽選へ参加できます。今回の実績では松井証券の25銘柄はSBI証券の取扱いと重なっているため、増えるのは銘柄の種類よりも申込先です。

前受金不要なら購入資金もゼロでよいですか?

いいえ。抽選前の入金が不要でも、当選後に購入するための代金は必要です。松井証券では購入申込期間最終日の15:45までに必要額を用意し、購入申込も完了してください。

2026年の途中実績と2025年の年間件数はそのまま比較できますか?

集計期間が違うので、件数の増減率や年間の優劣を判断する比較には使えません。2026年の同じ期間内で各社を比べ、2025年の表は前年の取扱いの広さを知る参考にしましょう。

今日やること|今の口座と比較する会社を1社決める

会社員とカエルが次の行動を確認

まずは今の口座で、次に申し込みたいIPOを1銘柄選びましょう。取扱いがなければ取扱会社を探し、取扱いがあれば資金と抽選方式を比べて2社目を決めます。

  • IPOスケジュールから、事業と購入予算を確認したい銘柄を1つ選ぶ
  • 今の証券会社と、追加候補1社で取扱い・入金時期を比べる
  • 両社で当選した場合の購入代金を合計する
  • BB締切・抽選日・購入期限を予定に登録する
たけたけ

ランキングで申込先の候補を絞ったら、最後は「この銘柄を、どの口座から、いくらで申し込むか」まで決めましょう。最初の1銘柄を一巡すると、2社目に必要な条件もはっきりします。

この記事を書いた人

はじめまして、たけたけです。
IPO投資歴10年以上・累計230社以上に申し込んできた個人投資家です。FXはMT5を使ったEA(自動売買)の開発・運用もしています。
本業はITエンジニア(AWS・Java)。副業の投資で資産をコツコツ積み上げながら、再現性のある情報を発信しています。
「むずかしそう」と思っていた投資も、仕組みを知れば誰でも始められます。実体験をもとにした情報でお役に立てれば嬉しいです。

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