NISA口座をSBIから楽天へ変更する方法|保有商品・手順・積立の切替

カエルと会社員が、SBIから楽天へのNISA口座変更の書類と積立を整理するイラスト
カエルさん

SBIから楽天にNISAを変えたいけど、持っている投資信託はどうなるの? 書類の申込みと積立の設定も、何から始めればいいか知りたいです。

たけたけ

今持っている商品はSBIで保有を続けられます。まずSBIで通知書を取り寄せ、楽天へ変更を申し込みましょう。この記事で、変更する年の確認から積立の初回買付まで、順番に説明します。

SBI証券から楽天証券へNISAを変更する方は、保有中の株や投資信託をSBIに残し、変更した年からの新しい買付を楽天で行ってください。すでに買った商品の運用を続けながら、今後の積立先を切り替えられます。

変更の流れは、次の3ステップです。今どこまで進んでいるかを確認し、次の手続きへ進んでください。

  1. SBIで通知書を受け取る
    NISAの「他社への変更手続き」から申し込み、勘定廃止通知書を用意します。
  2. 楽天でNISAの変更を申し込む
    楽天の総合口座を準備し、通知書の情報を使って金融機関変更を申し込みます。
  3. 楽天で完了を確認し、積立を設定する
    開設完了のお知らせと対象年を確認します。積立設定後は初回買付日と口座区分も確かめます。
2026年10月から手続きする方へ

今から申し込む変更は2027年分です。2026年にSBIのNISAで買付済みでも、翌年への変更を進められます。2027年分の買付は楽天で行う計画にし、年末の注文では受渡日と使用する年のNISA枠を確認してください。

この記事で分かること
  • 自分は今年分・翌年分のどちらを変更できるか
  • SBIに残す商品と、楽天で新しく設定するもの
  • 勘定廃止通知書の取り方と、楽天への申込手順
  • 積立の買い忘れ・二重設定を防ぐ確認方法
目次

NISA口座はいつ変更する?買付履歴を確認して対象年を選ぼう

カエルと会社員がカレンダーを持ち、NISA口座を変更する対象年を確認する

まずSBIのNISA買付履歴を開き、その年に購入した商品があるか確認してください。買付済みなら翌年分を選び、前年10月1日から変更を申し込みます。当年分の変更を希望する方は、買付履歴がないことと、楽天の受付期間内であることを確認して進めてください。つみたて投資枠と成長投資枠は、どちらも同じ金融機関で利用します。楽天へ変更する年は、両方の枠で新たに購入する商品を楽天で買い付けてください。

申込時期・利用状況変更する年最初にすること
1〜9月/その年のNISAで未買付当年分を選ぶ(未買付・受付期間内)変更先の受付締切を確認し、通知書を取り寄せる
1〜9月/その年のNISAで買付済み翌年分の変更を準備する10月以降の翌年分の手続きに向けて準備する
10〜12月/当年の買付の有無にかかわらず翌年分翌年の買付先を決め、金融機関変更を申し込む

制度上の手続期間は、変更したい年の前年10月1日〜当年9月30日です。証券会社は書類処理のため、それより早い受付締切を設けます。当年分を希望する方は、楽天の受付締切を確認したうえで、通知書の取得と申込を早めに済ませてください。

例えば、2026年にSBIで毎月積立していた人が2027年から楽天に切り替えるなら、2026年10月以降に翌年分の変更を申し込みます。年末まで待たず、通知書の発行と楽天側の受付を先に済ませると、積立の準備時間を確保できます。

年末の買付では、注文した日とNISA枠を使う年が一致しない場合があります。受渡日が翌年になる取引は翌年分として扱われるため、変更前のSBIでも対象年と受渡日を確認し、翌年分の買付先を楽天にそろえてください。

保有商品はどうなる?SBIに残したまま非課税で保有できる

SBIに残す保有商品の資料と、楽天で始める買付の資料をカエルと会社員が整理する

保有中の商品はSBIで運用を続け、新しく投資するお金を楽天のNISAで使ってください。SBIの保有残高を控えておくと、変更後も両社の資産を把握できます。制度上、NISAの商品を他社のNISAへ直接移すことはできないため、既存商品と新しい買付を分けて管理します。

対象変更後の扱い自分がする操作
SBIで保有するNISAの株・投資信託SBIに残る。保有・売却ができる保有を続ける商品を一覧に残す。売却は投資方針に沿って判断する
変更年からのNISAの新規買付楽天で行う楽天で口座区分と利用年を確認する
積立金額・引落方法などの設定楽天側でファンド・金額・引落方法を設定する楽天側で設定し、初回買付日を確認する
SBIの特定口座・一般口座の商品SBIで引き続き保有できる移管したい場合だけ、別の手続きを検討する

例として、SBIの新NISAで投資信託を100万円分保有し、翌年から楽天で月5万円を積み立てるなら、既存の100万円分はSBI、新しい積立は楽天という管理になります。値動きや売却判断は、変更手続きと分けて考えます。

2024年以降の新NISAは非課税保有期間が無期限です。2023年までの一般NISA・つみたてNISAで保有する商品には、それぞれの旧制度の非課税期間があるため、商品を買った年も残しておきましょう。

SBIから楽天へ変更すべき?商品・操作・管理負担で決める

会社員が両手で一冊の書類を持ち、カエルとNISA口座変更の理由を整理する

まず「買いたい商品」「使う銀行・カード」「毎月の操作」の3点を、SBIと楽天で比べてください。商品が購入でき、積立を続けやすくなる方を選びます。楽天で改善したい点が見つかれば変更を進め、SBIの使い方で満足している方は今の積立を続けてください。NISAの非課税制度は両社共通です。

確認すること変更前に比べる内容
買いたい商品同じファンド名・同じ商品で取扱いとコストを比べる
毎月の入金・決済使う銀行・カード、引落方法、設定の手間を比べる
画面の使いやすさ積立状況・保有残高・注文結果を見つけられるか確認する
ポイントなどの特典自分の積立額と適用条件で年間差額を計算する
2社での残高管理SBIの既存商品と楽天の新規買付を管理できるか確認する
特典差は年間額に直してから判断

仮に、月5万円の積立に対する還元率の差が0.5ポイントなら、5万円 × 12か月 × 0.5% = 年間3,000円の差です。これは計算例で、SBI・楽天の実際の還元率ではありません。対象商品・カード条件をそろえて比較します。

比較表に自分の条件を記入し、「楽天で使いたい決済方法がある」「毎月の確認がしやすい」など、変更する理由を一つ決めてください。ポイントの差額だけでなく、保有商品を2社で管理する手間も含めて選びましょう。

SBIから楽天へNISAを変更する5つの手順

会社員が封筒から通知書を取り出し、カエルが申込画面のイメージを示す

まずSBIで「他社への変更手続き」を申し込み、通知書を受け取ってから楽天に進みます。SBIの総合口座は保有商品の管理に使い、NISAの「他社への変更手続き」を選んで進めてください。

手順1:買付履歴・変更年・登録情報を確認する

  • SBIのNISAで当年に買付したか確認する。積立による買付も含める。
  • 変更したい年を決める。10〜12月の手続きは翌年分。
  • 氏名・住所などの登録情報を確認する。郵送なら現在の住所に直してから申し込む。
  • 保有商品と積立設定の一覧を保存する。残高・ファンド名・金額・決済方法をメモする。

手順2:SBIで勘定廃止通知書を申し込む

SBIのWEBサイトにログインし、My設定の「お客さま情報 設定・変更」を開きます。次に「お取引関連・口座情報」のNISA欄で「他社への変更手続き」を選んでください。専用アプリで項目が見つからなければ、ブラウザでWEBサイトを開きます。

申込後に該当欄が「お申込み中」となっているか確認します。送信前に変更先と対象年をもう一度確認してください。WEBでの変更申込はキャンセルできないため、この確認を済ませてから送信します。

手順3:SBIの通知書を受け取って保存する

電子交付サービスを利用している場合、通知書は受付から2〜3営業日程度で電子交付されます。郵送交付の設定なら5〜6営業日程度で登録住所宛に送られる案内です。楽天への申込が終わるまで、通知書を手元に残します。

通知書を受け取ったら、楽天のNISA申込画面へ進んでください。通知書の情報を入力して申込を済ませると、楽天側の手続きへ進めます。

手順4:楽天で「他社から乗り換え」を申し込む

楽天の総合口座申込方法
すでに持っている楽天のNISA申込画面で「他社から乗り換え・再開設」を選ぶ
まだ持っていない/通知書はある総合口座とNISAの変更をまとめて申し込む
まだ持っていない/通知書が未着総合口座を先に作り、通知書取得後にNISAの変更を申し込む

SBIの通知書に記載された情報を楽天の申込画面に入力し、本人確認書類を提出します。書類を発行したのはSBI、入力・提出する先は楽天です。通知書の番号などは転記ミスを防ぐため、見ながら入力してください。

手順5:楽天の受付・審査結果と積立設定を確認する

楽天の申込受付後、楽天と税務署の審査が行われます。ログイン後のお知らせで開設完了を確認し、買付予定の年と口座区分を確かめます。翌年分の変更なら、翌年分のNISAで買付する予定と積立設定を準備してください。

初めて変更する方は、審査後の開設完了のお知らせを確認し、対象年のNISAで積立・買付へ進んでください。申込受付・仮開設と、税務署審査後の完了は別の段階です。審査で開設できないと判明した場合は取引が一般口座に訂正されるため、取引前に完了のお知らせと口座区分を確認します。

積立はどう切り替える?楽天で設定し、初回買付まで確認する

会社員がスマートフォンで積立設定を確認し、カエルがカレンダーと財布を持つ

楽天で、ファンド名・積立額・引落方法を設定してください。SBIの積立設定一覧を手元に用意すると、同じ条件で切り替える場合も、金額や決済方法を見直す場合も設定しやすくなります。

楽天には、他社からのNISA変更申込後に翌年の投信積立を設定できるウェルカム積立予約があります。申込受付完了後に利用可能となり、通常の積立設定からNISAの枠を選んで予約します。積立予約を設定した後も、開設完了のお知らせと初回買付日を確認してください。

  1. 楽天でファンド名・積立額・口座区分を設定する。
  2. 引落方法と初回買付日を確認する。
  3. SBIの積立設定一覧で、切替年以降の注文が残っていないか確認する。
  4. 楽天の初回買付後、注文履歴と保有残高でNISA扱いになっているか確認する。

楽天カードクレジット決済の投信積立は、通常毎月12日が翌月分の設定締切です。年末は翌年分の積立予約と買付年をあわせて確認し、設定画面に出る初回買付日を最終確認に使います。

月5万円を切り替える場合のメモ
確認先記録する内容
SBI最後に買う対象月・ファンド名・5万円の引落予定
楽天最初に買う対象月・同じファンドか・5万円の引落予定
共通切替月の投資予定額は合計いくらか・NISAの対象年

両社で5万円ずつの買付が成立すれば、合計は10万円になります。月5万円を続けたい方は、SBIの最終買付月と楽天の初回買付月を記録し、切替月の合計を5万円にそろえてください。すでに発注・決済が進んだ注文は取消できない場合があるため、設定一覧と注文履歴の両方を見て整理します。

手続きは何日かかる?通知書の発行と変更完了を分けて考える

会社員がパソコンで手続きの進み具合を確認し、カエルが封筒を持って待つ

電子交付なら、SBIで申し込んだ後、2〜3営業日程度を目安に通知書を確認してください。受け取ったら楽天へ申し込み、受付・審査・積立開始を順番に確認します。下の表で、自分が今どの段階にいるかチェックしましょう。

段階日数・確認するもの
SBIで申込が受け付けられたか申込欄の「お申込み中」と重要なお知らせを確認する
SBIの通知書発行電子交付:2〜3営業日程度/郵送交付:5〜6営業日程度
楽天の申込受付ログイン後のお知らせ・申込状況を確認する
楽天と税務署の審査完了NISA開設完了のお知らせを確認する
積立開始設定一覧の初回買付日と、実際の注文・保有残高を確認する

変更先を決めたら、年末を待たずにSBIの通知書を取得してください。住所・氏名をそろえて申し込み、楽天の受付状況を確認してから積立の初回買付日を設定します。通知書の発行日数はSBI側の目安で、楽天の審査期間は別に確認します。

変更前後に確認する4つのポイント

カエルと会社員が口座変更前後のチェックリストを見て手続きミスを防ぐ
確認すること次にする操作
SBIに残す保有商品保有残高を控え、これまでの商品はSBIで管理する
SBIで選ぶ手続き総合口座を残し、NISAの「他社への変更手続き」から申し込む
通知書を受け取った後楽天に通知書情報を入力し、開設完了のお知らせを確認する
楽天の積立口座区分対象年のNISA区分で設定し、初回の注文履歴と残高を確認する

初回の買付後は、注文履歴で「NISA」の口座区分を確認してください。特定口座や一般口座で買った商品はNISAへ直接移せないため、次回の設定を対象年のNISAにそろえます。すでに買った商品は、保有を続けるか売却するかを投資方針に沿って判断してください。

NISA口座変更のよくある質問

NISA口座変更について質問する会社員にカエルがノートを見せて説明する
SBIのNISA商品は売らないと楽天へ変更できませんか?

SBIの商品をそのまま保有した状態で変更できます。保有残高を控え、変更年からの新規買付を楽天で始めてください。売却する商品があれば、口座変更と分けて判断します。

今年SBIで積み立てていても、今から変更できますか?

翌年分の変更を10月以降に申し込んでください。2026年10〜12月なら2027年分です。今年の買付履歴を確認し、SBIの変更申込で対象年を選んで進めましょう。

SBIと楽天の両方でNISA商品を持っていても大丈夫ですか?

はい。過去に買った商品はSBI、新しく買う商品は変更先の楽天で保有できます。同じ年のNISAの新規買付先は1社にそろえ、両社の保有残高を一覧で管理してください。

つみたて投資枠と成長投資枠はどこで使えばよいですか?

変更した年は、つみたて投資枠・成長投資枠とも楽天で利用してください。2つの枠を同じ金融機関にまとめ、楽天の注文画面で使う枠を選びます。

変更後のNISA利用枠は、どう確認すればよいですか?

これまでの利用額を引き継いだうえで、楽天のNISA画面で残りの枠を確認してください。購入予定額と残りの年間投資枠を照らし合わせてから注文します。

楽天の総合口座を作った後は、何をすればよいですか?

SBIの通知書を用意し、楽天のNISA申込画面で「他社から乗り換え・再開設」を選んでください。通知書情報と本人確認書類を提出し、開設完了のお知らせを確認します。

今日すること|SBIで変更年を確認して通知書を申し込む

会社員が通知書取得の手続きを始め、カエルが横で応援する

変更すると決めた方は、今日、SBIで対象年と登録住所を確認し、勘定廃止通知書の取得を申し込んでください。通知書を受け取ったら楽天へ申し込み、積立の初回買付まで確認すれば、一連の切替作業を終えられます。

  • 変更理由を1つ決めた(商品・使いやすさ・入金方法など)
  • SBIに保有商品を残すことを理解した
  • 通知書を取得し、楽天の申込に進んだ
  • 楽天の完了通知・対象年を確認した
  • 積立の口座区分・初回買付日・実際の買付結果を確認した

SBIの通知書取得手順を見る / 通知書がある方は楽天の変更申込へ進む

変更後のNISAでIPOを検討する方は、成長投資枠の使い方と、楽天での申込手順を先に整理できます。NISA変更とIPOの抽選申込は別の手続きです。

この記事を書いた人

はじめまして、たけたけです。
IPO投資歴10年以上・累計230社以上に申し込んできた個人投資家です。FXはMT5を使ったEA(自動売買)の開発・運用もしています。
本業はITエンジニア(AWS・Java)。副業の投資で資産をコツコツ積み上げながら、再現性のある情報を発信しています。
「むずかしそう」と思っていた投資も、仕組みを知れば誰でも始められます。実体験をもとにした情報でお役に立てれば嬉しいです。

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