カエルさんIPOで「補欠当選」って出たんだけど、これって当選なの?購入申込した方がいいの?
IPOに申し込んでいると、抽選結果が「補欠当選」になることがあります。
名前だけ見ると「ほぼ当選」のように感じますが、実際は当選者の辞退などが出た場合に、繰り上げで購入できる可能性がある状態です。



補欠当選しただけではIPO株は買えません。繰り上げ当選を狙うなら、期限内に購入意思表示が必要です。
- IPOの補欠当選とは何か
- 補欠当選から繰り上げ当選する仕組み
- 補欠当選したら購入申込すべきか
- 資金が拘束されるケースと戻るタイミング
- SBI証券など証券会社ごとの注意点
IPOの補欠当選とは?


IPOの補欠当選とは、通常の抽選では当選枠に入らなかったものの、当選者が購入を辞退した場合などに繰り上げ当選する可能性がある状態です。
たとえば100人分のIPO株が用意され、当選者のうち5人が辞退した場合、その空いた5人分について補欠当選者の中から繰り上げ当選者が決まります。
| 抽選結果 | 意味 | 次にすること |
|---|---|---|
| 当選 | IPO株を購入できる権利を獲得 | 期限内に購入申込 |
| 補欠当選 | 辞退者が出れば繰り上げの可能性あり | 繰り上げを狙うなら購入意思表示 |
| 落選 | 購入できない | 次のIPOへ |
補欠当選から繰り上げ当選する仕組み


補欠当選から購入できるようになるまでの流れはシンプルです。
通常当選ではありませんが、繰り上げ候補になります。
期限までに「購入する」意思を示します。意思表示をしなければ辞退扱いになる証券会社があります。
通常当選者から購入辞退などが出ると、その分だけ繰り上げ枠が生まれます。
繰り上げ当選なら購入確定、繰り上げにならなければ資金が解放されます。
野村證券では、補欠当選は「当選者から購入辞退や権利放棄があった場合、購入申込を行った補欠当選者が順次購入確定となる権利」と案内されています。
補欠当選したら購入申込すべき?


補欠当選したからといって、必ず購入申込する必要はありません。
判断するときは、「通常当選していたとしても、このIPOを買いたいか」で考えるのが分かりやすいです。
- 初値上昇が期待できると判断している
- 公開価格割れリスクが低いと考えている
- 資金を購入申込期間まで拘束されても問題ない
- 当選したら実際に購入したい銘柄
一方、BB申込後に相場環境が悪化したり、公開価格割れの可能性が高いと判断した場合は、補欠当選だからという理由だけで無理に購入申込する必要はありません。
IPOの購入判断そのものに迷っている場合は、公開価格割れしやすい銘柄の特徴も確認しておきましょう。


繰り上げ当選の確率は高い?


補欠当選から繰り上げ当選する確率について、証券会社全体に共通する公式な数値はありません。
繰り上げ当選できる人数は、通常当選者が何人辞退するかによって決まります。人気IPOほど通常当選者が購入する可能性が高いため、補欠からの繰り上げ枠がほとんど出ない場合もあります。
そのため、補欠当選は「まだチャンスは残っているが、当選を前提にしない」くらいに考えておくのが現実的です。
「繰り上がるかもしれないから何でも申込む」のではなく、繰り上げ当選したら本当に買いたい銘柄だけ購入意思表示することが大切です。
補欠当選すると資金はどうなる?


資金の扱いは証券会社によって異なります。
SBI証券では、補欠当選すると発行価格×補欠当選株数の現金残高が拘束されます。購入意思表示をして繰り上げ当選しなかった場合は、購入意思表示期間終了後に資金が解放されます。
辞退を選択した場合は、SBI証券では辞退受付時に買付余力へ戻ると案内されています。
| SBI証券での状態 | 資金の扱い |
|---|---|
| 補欠当選 | 購入代金相当額を拘束 |
| 補欠当選を辞退 | 辞退受付時に解放 |
| 購入意思表示後、繰り上げならず | 購入意思表示期間終了後に解放 |
| 繰り上げ当選 | 購入代金として使用 |
複数のIPOへ同時に申し込んでいる場合、資金拘束が次のIPO申込に影響することもあります。資金が限られている人は特に注意してください。


SBI証券で補欠当選した場合の注意点


SBI証券では、補欠当選した場合も購入意思表示期間内に手続きが必要です。
- 購入意思表示をしない場合は辞退扱い
- 補欠当選分の購入代金相当額は資金拘束される
- 繰り上げ結果は購入意思表示期間終了後に確認する
- IPOチャレンジポイントを使った補欠当選ではポイント消失に注意
SBI証券では、IPOチャレンジポイントを使用した申込で当選または補欠当選となった場合、購入意思表示をしなかった場合でも使用ポイントが戻らないケースがあります。
SBI証券をメインで使っている人は、補欠当選画面を見たら「購入するか」「辞退するか」だけでなく、チャレンジポイントを使っていたかも確認しておきましょう。


補欠当選後にやってはいけないこと


- 補欠当選=購入確定だと思い込む
- 購入意思表示の期限を過ぎる
- 資金拘束を忘れて別のIPO資金が不足する
- 銘柄を再確認せず「補欠だから」と購入申込する
- 繰り上げ結果を確認しない
当選後の購入忘れや辞退には、証券会社によってペナルティが設定されている場合もあります。


よくある質問(Q&A)


まとめ|補欠当選は「繰り上がったら買いたいか」で判断しよう


- 補欠当選は通常当選ではなく、繰り上げ候補
- 繰り上げを狙う場合は期限内の購入意思表示が必要
- 繰り上げ確率は当選者の辞退数などで変わる
- 証券会社によっては資金が拘束される
- 「繰り上がったら買いたい銘柄か」で購入申込を判断する
📌 補欠当選したらこの3点を確認
① 購入意思表示の期限
② 繰り上げ当選したら本当に購入したいか
③ 資金拘束が次のIPO申込に影響しないか



補欠当選は「完全な落選」ではありません。買いたいIPOなら、期限を忘れず繰り上げチャンスを残しておきましょう。
当選・繰り上げ当選後の売却方法はこちらで解説しています。








